vanillesesamの缶詰

ドイツでまったり暮らす、30代パラレルワーカー。

英語ともうひとつ他の外国語を学ぶことの弊害はあるのだろうか?私の多言語学習法を紹介

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日本に住んでいたときに、ドイツ人の先生に英語のプライベートレッスンを受けていたことがありました。

 

先生は英語の他に、ドイツ語のレッスンも行っていたので、当時、初級程度のドイツ語を一緒に伸ばしたくて、週替わりで独・英・独・英とレッスンをお願いできないか、とお願いした時のことです。

 

先生は、ハッキリと強い口調で、

「ひとつの言語を完全に習得していないのに、他の言語を始めるのはおすすめしない」と言うのです。

 

外国語の習得には膨大な時間がかかります。

当時の私は、英語がある程度話せるレベルまで達していました。でも、まだまだ表現できないこともありましたし、とても英語を習得したとは思っていませんでした。

 

一方のドイツ語は、初中級レベルに差し掛かっていたところで、今やめたらすべて忘れてしまいそうで、細々とでもいいから続けたいと思っていました。

 

英語もドイツ語も同じ言語系統だったはず……一緒に学べば相乗効果で良いのではないかと勝手に思っていたので、当時の私はそんなことを先生に言われても、意味がよくわかりませんでした。

 

先生がおっしゃるように、多言語学習は身に付かないのでしょうか。

やはりひとつの言語を完全に習得してから他の言語を始めた方がいいのでしょうか?

 

言語学習は良くないという先生。その理由は二つの言語がごちゃ混ぜになってしまうこと。

「ひとつの言語を完全に習得していないのに、他の言語を始めるのはおすすめしない」

という当時の私の先生。

その理由は、英語をマスターしていない状態でドイツ語も一緒に学び始めると、二つの言語がごちゃ混ぜになった変な言葉を話し出す人がいるからだそうです。

 

……あれ、今の私だ。

 

普段の私はたまに英語の中にドイツ語が入ってしまうことがあります。

例えば、病院に行って来たことを同僚に電話した時に、

私:(英語で)「お医者さんからÜberweisungsscheinをもらったから後でボスに送るわ。」

※便宜上英語の部分は日本語としました。

 

ドイツ語を勉強している方ならわかると思うんですが、Überweisungsscheinとはドイツ語で"医師の紹介状"のことです

英語では、referralというらしいんですが、ふだんドイツで使わないので聞いても全然ピンと来ません。

(余談ですが、referralってアクセス解析SNSからの流入を指す意味で使われてるんですね。)

 

私は職場では英語を話しているんですが、単語ベースではドイツ語が出てきてしまうことがあります。

日常的に使っている単語はドイツ語の方が馴染みがあるんですよね。

 

ただ、ドイツ人との会話ならまだいいと思うんですが、英語しか話せない人にはこんなごちゃ混ぜ英独語では通じないですよね(汗)

 

語学を教える先生としては、こういった懸念からどちらかに集中して勉強した方がいいよとアドバイスをくれたのでしょう。

じゃぁ、多言語学習てやらない方がいいのかというと、あながちそうでもないと思う理由

でも、ごめんなさい、先生。

ドイツの実生活において、ごちゃ混ぜ英独語、使ってます。

確かにドイツ語で話してるのに英語が入っちゃうとかその逆とか、語学試験ではアウトだと思いますが、生活をしていくためにはセーフではないかと思ってるからです。

 

やはり伝えないと始まらないし、伝わらないと意味がないのではないでしょうか?

 

言語学習のスタートダッシュは集中して文法を頭に叩き込むこと

私としては他言語学習はやりたいと思うならやってしまえと思っています。

ただコツとしてはスタートダッシュが大切です。

まずは全く未知の言語を勉強し始める場合、文法が全くわかりませんよね。

 

そこで、私は一番やさしい文法書を買い、その文法書を自分の言葉でノートにまとめるという作業をしました。

 

ドイツ語の文法は全くわかりませんでしたので、1冊の文法書をまとめなおすのにかなり時間がかかりました。

ファミレスに通いながら、1ヶ月くらいかけて文法書を自分の言葉で一つ一つまとめるようにノートに書き写していきました。

これが私がスタートダッシュで集中してドイツ語を勉強した期間になります。

後は仕事の後に語学学校に週2回通って授業を受けたくらいです。

当時仕事で英語を勉強し直す必要があったので、ドイツ語の勉強を一時中断して英語のプライベートレッスンを受けていたこともありました。

 

ドイツ語を習得するまでには至りませんでしたが、私のドイツ語のベースを作ったのは、あの一か月の自力で文法書を求め直してみると言う方法が意外と良かったのではないかと今では思っています。

 

当時のまとめノートをちらっと公開。自分の言葉で一冊の文法をまとめ直すと、それは自分の財産になる。

10年ほど前にまとめたノートですがドイツにも持ってきていて、たまに見ています。

本当に時間はかかりますが、結構頭に入ってくるので見直すことは少ないノートのため、めちゃくちゃ綺麗です(笑)


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付せんを使っているのは、ペンで書いていて万が一ミスをしちゃうとノートが汚れてやる気がなくなってしまうためです。間違えても貼り直しできるように付せんを使っていました。

ピンクの付せんは文法におけるルールをまとめたもの、黄色の付せんは格変化などの一覧をまとめたもの 、緑の付せんは単語を書いたものです。

付せんに書いておけば別のページに移すことも出来ますし 、お部屋のいろんなところに貼って何度も見直すこともできます。

 

まとめるときのポイントはただ書き写すのではなく、自分の言葉でまとめなおしていくことです。

 

こんな感じで集中して勉強したと言えばこの1ヶ月だけで、その後は自分の気分や仕事の状況によってドイツ語を勉強したり英語を勉強したりしていました。

2つの言語を両方気まぐれで学んでいたので、スピードとしては遅かったと思いますが、今ドイツに来てドイツ語:3=英語:7くらいで生活しています。

そして生活の中で多少ドイツ語と英語がまじっちゃうことがありますが、気にしません。

だって、ドイツ人も、ポーランド人も、インド人もたまに他の言語が混じっても気にしないで話してるし。

別にごちゃ混ぜ英語とかドイツ語を話すことを推奨しているワケでは決してありません。でも私のペースで勉強を続けていたら、いつまでだっても他の外国語を学べないではありませんか!!

 

言語学習が効率がどうかより、モチベーションが大切だと思います。

わたしいつも思うんですが、語学学習の近道ってあるのかなぁと思うんです。

 

たまに多言語話者の学習方法とか私も読みます。

彼らは本当に才能豊かで、英語の他にもドイツ語、イタリア語、フランス語と、オランダ語など複数の言語を操ることができますよね。こういう人は短期間集中してがっつりひとつの言語を学び、マスターしたら他の言語に手を出しています。

 

だから、私のドイツ語の先生が言っていたように 、「ひとつの言語を完全に習得していないのに、他の言語を始めるのはおすすめしない」というアドバイスはある意味正しい。

 

でも言語学習のセンスの違いはあれど、多言語話者が短期間でひとつの言語をマスターできるのは、その期間だけは膨大な時間を学習に当ててるということです

多分常人には計り知れない量だと思います。

 

言葉はかけた時間だけ上達すると思います。

机上の学習であれ、実践形式で伸ばしていくのであれ、かけた時間だけ上手くなっていくと思うんです。だからこれをやれば効果的という学習法はないんじゃないかと思ってます。

 

精神論になってしまうかもしれませんが、

「じゃぁ、その間ずっと勉強し続けられるか」が非常に重要です。

 

短期決戦で終わらせたいという人は語学留学で朝から晩まで数ヶ月勉強したら、ベースは仕上がると思います。

仕事もあるし無理だよ(私はこっち)という人は仕事後にできるだけコツコツと。ただスタート時だけはちょっと集中してがっつり勉強した方が、後が楽です。

 

言語学習は、

  • 複数の言語が混じっちゃう
  • 時間を分散させるだけ習得までの道のりは長くなる

などデメリットがあります。

 

ただ私はやりたいという気持ちと、続けていける根気の方が大切だと思います。

 

あ、結局精神論になっちゃいましたね(笑)

語学学習のコツを求めて読んでくださった方には怒られてしまいそうです……ごめんなさい。

 

でも、まとめノートのところとか参考にしていただけるとうれしいです!

(この部分が唯一効率的に勉強した部分だと思われます。)

私は語学留学をしたことがないのですが、海外で生きていけるくらいには英語もドイツ語も話せるようにはなりました

 

みなさんもやる気効率を上げるための工夫があればきっとできると思います。一緒に頑張りましょう!

 

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