vanillesesamの缶詰

ドイツでまったり暮らす、30代パラレルワーカー。

ドイツで風邪を引いたら何日まで会社を休めるのか?

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ドイツもすっかり冷え込みが厳しくなってきました。

体調を崩して風邪を引いてしまうドイツ人同僚もチラホラ。

ドイツでは、風邪を引いたら、とにかく家で休むという考えが一般的です。

 

ゴッホゴホッ」と咳をしながら会社に行くと、「体調悪いなら家で寝てなさいよ」的な冷ややかな視線を浴びたり、直接ボスに、「帰りなさい」と注意されることもあります。

 

今回はドイツで風邪をひいてしまった時に、何日くらい会社を休んでもいいのか、私の働いている会社の場合ですが、ご紹介したいと思います。

ドイツでは、風邪を引いたらとにかく家で休むことようにと医者に注意される

ドイツで風邪を引いてしまったらかかりつけのお医者さん(Hausarzt)に行って、就労ができない旨の証明書(Arbeitsunfähigkeit)を出してもらいます。

解熱剤など処方箋も出してもらえますが、ドイツのお医者さんは、風邪を引いた時には、

  • 家で休む
  • ハーブティを飲む

この2点を必ず言ってきます。

薬を飲むよりまずは休養することが回復の近道だということなんでしょう。

 

そうは言っても、日本だと会社を休むことができず、薬を飲んで無理やり出社する人も多いと思います。もし休めたとしても2、3日というところでしょうか。

それでは、ドイツの場合はどうでしょうか?

 

ドイツで風邪を引いたら何日会社を休める?

ドイツで風邪を引いてしまったら、お医者さんには何日休むように言われるのでしょうか?

症状にもよりますが、熱があって症状も辛い場合にはまずは1週間の証明書出されることが多いようです。

私も何度か風邪を引いてしまい、かかりつけのお医者さんにお世話になりましたが、1週間の証明書を出されることが多いですね。

水曜日なんかに行くとき3日分だけ出してもらって、水・木・金をお休みにしてもらい、土日を挟んで翌月曜から出勤ということもありました。

ふつうの風邪であれば、1週間あれば症状が治まってくるので、それまでは自宅で療養します。

 

また病気の種類よっては2週間以上出ることもあるようです。

例えば、精神的な疾患の場合

医師の判断で数週間仕事から離れるように証明書を出してもらうことができます。

私の同僚は、2週間の証明書を出してもらった後も体調が回復せず、休養期間を延長しながら、最長で6週間のお休みをとって治療に専念し、無事に仕事に復帰することができました。

 

または交通事故にあった場合

 あまり大事にならず、出社が可能であっても後から症状などが出る可能性もあります。接触事故に遭ってしまった同僚は、体調に問題はなかったのですが、医師が大事をとって2週間安静にするようにと証明書を発行してもらったそうです。

 

最後にちょっと高等テク(?)ですが、妊娠している場合

これは産休(Mutterschutzurlaub)とは別のお休みになります。

ドイツの産休は大体出産予定の6週間前から取るにが一般的です。

参考URL:Mutterschutz

ですが、妊娠中は体調の管理にはくれぐれも気を付けなければいけませんよね。

場合によってはもっと早くお休みにはいって出産に備えたい人もいるでしょう。

ということで、お医者様が証明書を出せば、産休まで待たなくても、6週間まではお給料が保証されまま休むことができます。その後すぐに産休に入ればいのです。

ですが、この方法は正攻法でない気がします。

実際に私の同僚が使った手なんですが、彼女は病欠届けで休んでいたとき、お給料を保証してもらえる6週間が経過するギリギリまで、上司に妊娠の事実を伝えていなかったようです。医師の証明書さえあれば、本当の理由を言う必要がない点を上手く利用した手だったとは思います。

 

私はうつ病にでもなったんじゃないかと心配していたんですが、他の同僚がこっそり教えてくれました。その時上司にはまだ言わないでと釘を刺されたので、あまりいい方法ではないのかもしれませんね。

 

法律で保証されているからと言って何週間でも休めるわけではないリアル

このように病欠の証明書を出せば、ドイツでは6週間まで会社が病気療養中の社員のお給料を保証します。その後は加入している健康保険会社が全額ではありませんが、保証をしてくれます。

参考URL:Arbeitsunfähigkeit – Rechte und Pflichten bei Krankheit » arbeits-abc.de

しかし、リアルではそこまでポイポイ取れませんよー。

 

もちろん具合が悪いのであれば、しっかり休むべきです。ですが、上司の態度は休む日数に比例して悪化していきます。

 

ボスの態度例:

病欠2~3日→お大事にと言われる

病欠1週間→少し沈黙が気になるが了承される

病欠2週間→明らかに嫌みを言われる

 

ドイツで2週間の病欠を取ることは確かにできます。

でも病欠届けを出すはボスに提出することになるので、対人関係を気にしない人ならば遠慮なく取れるでしょう...

でもフツーはボスに目をつけられたくないですよね?

 

会社で働いていれば、対人関係はできるだけ良好にしておきたいものです。上司との関係だけでなく同僚たちとの関係も同様です。

ですから、長期療養をするときに 

普段どれだけ同僚たちとコミュニケーションが取れてるかが非常に大切だと思います。

 

ドイツでも日本でも、安心して休むには、同僚とWin-Winの関係を築いておくことが大切です。

あるドイツ人同僚の話です。

彼女はよく風邪を引いてしまう体質のようで、頻繁に休みます。

彼女はA部署のリーダーで、人当たりもいい感じの女性です。

ただあまりにも休みが多いせいで同じ部署のドイツ人同僚の評判はあまりよくありません。

「彼女また休んでるわ!!」という不満が他部署の私にまで聞こえてきます。

仕事上の付き合いだから割りきって、気にしない人なのでしょう。でもギスギスした仕事場ではあまり働きたくないなぁと思ってしまいます。

 

風邪を引くのは当たり前です。

でも休んでしまうと同僚たちに迷惑をかけてしまうので、私は普段から手伝える仕事は手伝ったりしてWin-Winの関係を気づくように心がけています。

 

ドイツ人はドライと思うかもしれませんが 、そんなことありませんよ。

同僚が休んで仕事が増えればそりゃぁ不満だって持ちます。

 

ドイツ人でもアメリカ人でも日本人でも、基本の人間関係は同じです。

体調が悪いときに休むのはお互い様って思えるようになるには、日頃から良好な関係づくりは必要だと思います。

 

ここまでお読みいただいて感謝です!

みなさまも体調にはくれぐれもお気をつけください。

 

 

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