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ドイツでまったり暮らす、30代パラレルワーカー。

ドイツでぎっくり腰になってしまったらどうする?正しい病院の選び方は?MRI検査の受け方も詳しく解説

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ドイツで腰を痛めてしまった場合、どの病院に行けばいいのでしょうか?

まず日本でぎっくり腰になったら、しばらく安静にしたあと整形外科や針灸治療院などで治療を受ける場合が多いと思います。

MRIなどの精密検査を受ける場合は、少し大きな病院に行くこともあるかもしれませんね。

ぎっくり腰(Hexenschuss)椎間板ヘルニア(Bandscheibenvorfall)などの腰の痛みは、現代社会に生きる私たちにとって、切っても切り離せない問題です。それは海外にいても同じこと。

 

しかし、日本であればすぐに受けられる治療も、海外ではまずどの医師にかかればよいか、不安なことがたくさんありますよね。

本日はドイツでぎっくり腰になってしまったときに、どこの病院に行けばいいか、どのような治療を受けることができるのかなどについてご紹介します。

ドイツでぎっくり腰になったらまずはかかりつけの医師(Hausarzt)のところへ

 

ドイツでは直接、整形外科や針治療などの専門医の所に行くのは難しい場合が多いです。

まずはかかりつけのお医者さん(Hausarzt)に行って、症状を説明し、専門医にかかる紹介状を書いてもらう必要があります。

 

ただ、かかりつけのお医者さんの所へ行っても、そこで何か治療をしてもらえる訳ではないので、あまりにも痛みがひどく動けない場合は、しばらく家で安静にした方がよろしいかと思います。

 

困るのが、お仕事をしている方は、かかりつけのお医者さんの所で病欠届け(Arbeitsunfähigkeit/Krankschreibung )をもらわないと行けませんので、少し動けるようであれば、病欠届けだけでももらってきましょう。

 

 

Hausarztに適切な専門医にかかれるよう紹介状を書いてもらう

 

まずはかかりつけのお医者さんの所に行って、どのような症状があるのか話をします。

ぎっくり腰はドイツ語でHexenschussといいますが、基本的にはこの言葉を出せば医師はすぐわかりますので大丈夫です。

お医者さんの方でも、腰痛がどの程度なのかを片足がどこまで持ち上げられるか(SLRテスト)、膝を叩くなどの簡単なテスト(膝蓋腱反射)によって判断します。

これは日本で行うものと変わりありませんでした。

 

お医者さんが1週間~2週間くらい安静にしてれば回復するような症状だと判断した場合、そのまま病欠届けをもらうことができます。

上手くいけばこの段階マッサージの処方を出してもらえる可能性もあります。

ただ、ドイツの場合、患者の訴えというよりは、検査結果を待って適切な治療を提供するパターンが極めて多いです。

そのため、マッサージよりまずはMRIなどの精密検査を受けなければなりません。

 

Hausarztでは、その精密検査を受けるための紹介状(Überweisungsschein)を書いてもらうことができます。

 

紹介状を持って精密検査を受けるために予約を取る

さて、今後の流れとして考えられるのは2パターンです。

 

パターン1:Hausarzt➡放射線科➡理学療法

 

パターン2:Hausarzt➡整形外科➡放射線科➡理学療法

 

パターン1の場合は比較的かるいぎっくり腰の場合です。痛みが腰にとどまらず、足のほうにまで障害を与えている場合には、整形外科(Orthopädie)への紹介状をもらうパターン2になる可能性があります。

 

放射線科(Radiologie)でのMRI検査の受け方

 腰の状態を正確に診断するためには、MRI(ドイツではMRT)検査を受ける必要があります。

ということで、MRIを受けるための紹介状(Überweisungsschein)をかかりつけの医師が書いてくれます 。(まず整形外科での診察後MRIを受けることもあります。)

紹介状ををもらったら、自分で放射線科(Radiologie)に電話して、予約を取るように言われます。

MRIの検査が受けられる病院は、大体2種類に分かれます。

一つは大学の中の放射線、もう一つは MRI検査専門のPraxisと呼ばれる診療所です。

近くで MRI の検査が受けれる病院または診療所を探して自分で電話をし、予約を取ってください。

予約を取る際にÜberweisungsscheinに書いてある検査方法や検査理由などを読み上げるよう言われることがありますので、紹介状を手元に用意しておいたほうが良いでしょう。

 

緊急性が高い場合には、医師が紹介状に"A"や"A-B"などの緊急性を示すアルファベットを記載するので、それも伝えます。

 

"A"や"B"などの記載がない場合には、予約がかなり先になってしまうこともあります。

場合によっては、3週間ほど待たなきゃいけないこともありますので動けなくても早めに電話で予約しておいたほうがいいですよ。

 

当日、病院で MRI のテストを受けます。

受付で受付で保険証とÜberweisungsscheinを提出して何時に予約がありますと伝えてください。

受付で手続きが終わった後名前を呼ばれるまで待合室で待ちましょう。

 

放射線科では MRIの検査を受ける前に必ず同意書の方に目を通してサインをするように言われます。

これは多分日本でも MRIを受ける前には必ずサインをしている書類だと思います。基本的に刺青や金属が入ってる部分は 検査機器が反応し大変危険なので、絶対に身につけないで下さいという、そんな感じの説明ですね。

大きな大学病院ですと、英語の説明書などもありますが、基本的にドイツ語なので行く前にある程度どんなことが書いてあるか頭に入れておくといいかもしれません。

 

書類を書き終わりましたら受付に返し、順番が来るのを待ちます。

順番が来たらまずは MRI の検査室に入る前の小さな前室のようなものがありますので、そこで着替えをします。

入ったら鍵をかけられるので、そこでズボンだけ脱いでください。貴金属などを身に着けている場合には必ず外してくださいね。洋服や荷物はその前室に置いたままで大丈夫です。

着替えが終わると入ってきた出口とは別に、前方にまた入り口がありますから、呼ばれたらそのドアから出るとMRI の検査室に繋がっているのが一般的な検査手順です。

MRI の検査自体は、日本のものとは全く変わりません。機械の中に入っていくベッドに横になるように指示されるので、言われたように横になってください。

ブザーを持たされますので、もしマシンの中で具合が悪くなったり何か異常があった時にはこのブザーを押します。音がかなりうるさいのでヘッドホンをつけてもらいます。

腰痛で MRI 検査を受ける場合、腰の部分のスキャンに大体20分ほどかかります。

ヘッドホンに音楽が流れているますが検査機の音がかなり大きいのであまり意味がない気がします。特に何事もなく進むと思いますので、終わったらまた前室に戻り着替えをして、入った来たドアの方から出てください。紹介状をもらっている場合放射線科でのお支払いはありません。過去別の場所で2回検査を受けていますが、終わったらもうそのまま帰って大丈夫でした。

検査結果は緊急度によってもらい方がちがうようです。

ここで検査結果がいつわかるかについてご説明します。

これは紹介状を出した医師の診断及び緊急度によって違ってくるようです。

基本的に検査の結果は放射線科からかかりつけのお医者さんの方に直接送られます。つまり放射線科にもう一度来て結果を聞くということはありません。

大体一週間から2週間でかかりつけのお医者さんの方にデータが送られるようなので、自分でかかりつけのお医者さんに確認の電話を入れ、検査の結果を聞くための予約をします。

ただ緊急度が高い場合、放射線科でその日のうちにCDにデータを焼き付けて持ち帰ることができる場合があります。この場合にはCDをもってできるだけ早くかかりつけのお医者さんもしくは整形外科に行くという感じになります。

 

検査の結果だでたらかかりつけの医師もしくは整形外科の専門医が治療方針を決めていきます。比較的症状が軽い場合には6回分の理学療法(physiotherapie)の処方箋が出ることが多いみたいですよ。理学療法ではマッサージや温熱療法などを受けることができますが、長くなってしまいましたので、次回の記事に続きます。

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