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ドイツでまったり暮らす、30代パラレルワーカー。

治療費が無料!?ドイツで受けられる保険適用の医療サービスをご紹介

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ドイツは医療サービスが充実しているとよく言われますが、一体どんな医療サービスが保険適用になるのかは、あまり知られていない気がします。

保険会社によって細かいところは違ってくるかもしれませんが、今回はさまざまな病院にかかりまくりの私が、実際に体験した保険適用の医療サービスをご紹介します。

ドイツの病院に行くと、治療費が無料なことが多い

ドイツに住んでいる人は基本的にみなさん健康保険に入らなければなりません。

健康保険の種類は大きく分けて法定健康保険(GKV)ともしくはプライベート保険(PKV)があります。

フリーランスの人や収入が高い人は保証が手厚いプライベート保険に入りますが、ドイツで会社員をやっている人や収入が低い人は、法定健康保険に入っています。

 

もちろん私も法定健康保険です。

 

法定健康保険とプライベート保険の違いは医療サービスの手厚さになりますが、法定健康保険の範囲内でも十分に手厚いと感じることができます。

 

一番驚いたのが、基本的な診察や医者が必要と判断した治療に関しては、治療費が無料なのです。

今回はドイツの健康保険を使って無料で受けることができる(一部有料アリ)医療サービスをご紹介します。

(全て私が実際に体験したものではありますが、ご自身の病状もしくは健康保険の会社によって受けられる補償について違いがあるかもしれません。詳しくはご自分の健康保険会社にお問い合わせください。)

 1. ドイツで無料で受けられる保険適用の医療サービス(一部有料アリ)

それではドイツで無料で受けられる医療サービスについてご紹介していきます。

便宜上「無料」という言葉を使っていますが、正確には保険証を提示することで、保険会社が治療費を負担してくれる医療サービスのご紹介になります。

Hausarztでの診療・基本検査

Hausarztとは日本でいう個人経営の診療所のようなところです。

総合診療となりますので、風邪を引いたときや体調に関して質問をしたいことがある場合にはまずはHausarztに行くことになります。

Hausarztで無料で受けられる医療サービスには、就業不可証明書の発行、専門医の紹介状の発行、心拍・脈拍検査、血液検査などがあります。

体調不良で会社を休むときや他の専門医にかかりたい場合などは、Hausarztに文書作成をお願いしますが、これらの書類は基本的にすべて無料です。

また、心拍・脈拍検査、血液検査など、精密機器を使った検査に関しても無料でした。

 

例えば、風邪を引いたらとにかくHausarztです。

特に会社にお勤めの方は、Hausarztに行くと問答無用で1週間は家で休むように言われます。

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眼科

何回か通っていますが、眼科でお金を払ったことがありません。

視力検査、眼圧検査、眼底検査なども全て無料でした。

ドイツの眼科ってちょっと行くのが怖いかもしれませんが、基本的な検査や診察は日本と変わりがありません。

眼科検診の詳しい情報は下記の記事でご紹介しています。

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整形外科

整形外科に行くためにはHausarztの紹介状が必要となりますが、診察や治療は基本的に無料です。

ドイツの整形外科では、基本的には問診と触診が主な治療となり、必要であれば理学療法や痛み止めの処方が行われます。

痛み止めが処方されたら自分で薬局に行って買いますが、10ユーロ前後でそこまで高くありません。

 

整形外科は膝の痛みがある時やぎっくり腰になってしまった時にお世話になると思います。

 

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CT・MRI検査

CT・MRI検査が無料ってすごいですよね。

日本で受けると、3割負担で2000円~3000円くらいするとおもいますが、ドイツでは無料です。

わたしは過去5回ほど受けていますが、一度もお金を払ったことがありません。

ちなみに希望すれば、データをCD-ROMに焼いてもらうことも出来ます。

 

手術

わたしは過去にドイツの病院で手術を行っているのですが、手術を無料で受けられたのは本当に助かりました。

日本で受ければ、高額医療制度を用いたとしても10万円前後はかかる手術でしたが、5日間の入院で支払った金額は病室代(1泊10ユーロ×5泊=50ユーロ)のみ

 

ちなみに私は広々個室だったのですが、手術前のお話では個室は1泊70ユーロということでした。執刀医の先生のが「僕の患者はみんな個室なんだ」というもので、では私も個室でお願いしたのですが、お会計の時には2~3人部屋の(料金1泊10ユーロ)でした。

なにはともあれお金がなくても、遠慮なく手術が受けられるのはありがたかったです。

 

2. 自己負担が発生する医療サービス

ここまでは、無料で受けられる医療サービスをご紹介してきましたが、次からは保険は適用になっても自己負担が発生するものをご紹介します。

歯科(一部有料)

ドイツでは一般的に年に2回ほど歯の検診で病院に行く人が多いです。

ちなみにこの歯の検診に関しては無料で受けることができます。

 

ですが、歯科治療はどの国でもお金がかかりますよね。

残念ながら、ドイツも例外ではありません。

 

以前歯の詰め物が取れてしまったので、ドイツの歯科医院で新しいものを詰めてもらいましたが、プラスチック製のものでも70ユーロほど支払いました。

 

ですが、高額の歯の医療も健康保険会社が用意している歯科治療用オプションプランに加入しているとかなり安くなるようですが、毎月の健康保険料が厳しくなるので、私はオプションプランはつけていません。

 

理学療法(一部有料)

マッサージや温熱療法、運動療法が格安の料金で受けられます。

30分の治療×3回で20ユーロほど支払いました。

オステオパシー(健康保険が半分負担)

オステオパシーは日本でいうと整骨院や整体のようなイメージに近いと思います。

身体のゆがみが原因で起こる肩こり、頭痛などを骨格のバランスを整えていくことで治療していきます。

基本的にプライベート診療となり、1回85ユーロと高額な治療代を支払いましたが、支払い請求書を保険会社に送ることで、約半額に当たる40ユーロを後日返金してもらうことができました。

ちなみにオステオパシーの治療は年3回まで保険会社によって半額分補償してもらえます。

治療を受けると肩こりや腰痛などが軽くなるので、お気に入りの治療方法です。

 

番外編 医療用ヒルを使った自然療法(医師の診断あれば無料)

あまりなじみがないかもしれませんが、医療用ヒルを使った瀉血(しゃけつ)は医療現場では非常に評価が高い治療法方法です。

 

事故や循環不良で患部に溜まってしまった血を体外に出し、身体に備わった自己免疫力の回復を促すために、医療用に飼育されたヒルを使用してうっ血した部分の血を吸ってもらいます。

 

そしてこの治療、1回100ユーロするんですが、医師が必要と認めれば無料で受けることができます!

わたしは2回も無料で受けさせてもらったので、なんと200ユーロ分保険会社が負担してくれたことになります。

 

ドイツの健康保険のサービスは充実しています

人間は健康が一番ですので、病院にかからないに越したことはないですが、それでも体調が悪いときは誰でもあると思います。

日本に行った時には、気軽に行っていた病院もドイツに来てからはどんな治療が受けられるのかわからないから行っていないという人はいないでしょうか?

基本的に日本で受けられる治療はドイツでも同じように受けることが可能です。

自然療法などはヨーロッパ発祥のものも多いので、日本より選択肢は豊富かもしれません。

ドイツでは予防医療も盛んです。

がん検診や生活習慣病や腰痛・肩こりを腰痛を予防するプログラムなど、健康保険がカバーしてくれる医療サービスがたくさんあります。

 

みなさんもぜひご自分の健康保険のサービス内容をチェックしてみてください。

 

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