vanillesesamの缶詰

ドイツでまったり暮らす、30代パラレルワーカー。

海外で働いてみてわかった、グローバルな人材とは

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今年の初めくらいでしたが、飛行機の中でひとりの日本人の若いビジネスマンが話しかけてきました。

たぶん30前後くらいの男性で、少しふくよかで人柄の良さそうな青年です。

以前オランダ人と意気投合していろいろ話したことはありますが、日本人で、飛行機の中で隣に話しかけてくる人は、珍しいです。

機内で出会った、オランダ人デイトレーダーに学んだ、人生楽しむコツ - vanillesesamの缶詰

日本人は機内で映画見たり、睡眠とったり、割とひとりで過ごすワザに長けているので、これまであまり話す機会がなかったのですが、ドイツまでのフライト中、せっかくなのでお互いの仕事などについて、お話しすることができました。

その時の話をしたいと思います。

会社からのごほうびで海外研修。ヨーロッパの展示会へ

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その青年は家具メーカーに勤めていて、会社から実績を評価されたとかで、ドイツとフランスで家具の展示会を見に行く途中でした。

私とはまったく職種が違うので、生のメッセ情報を聞けると、なんだか得した気分になります。

なにより本当にうれしそうに話してくれたのが印象的でした。

お仕事は主に工場内での勤務になるそうで、以前は残業も多く、ストレスで体を壊しかけてしまったこともあるそうです。

最近になって、ようやく残業も減ってきて、そこに海外研修の機会が回ってきたので、大好きな北欧家具がみれる!と、とても楽しみにされていました。

会社から課されているタスクはあるようでしたが、海外現地法人や提携先でがっつり研修とかではなく、視察を兼ねたフィールドワークのようでした。

現地の状況が肌で感じられる、フィールドワーク的な海外研修制度は、若手社員のモチベーションアップにとても大切なのだなと感じました。

 

若手海外研修の目的が英語力強化ではもったいない


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この出来事をきっかけに、いろいろな海外研修レポートを読んでみました。

それで思ったのが、若手社員の海外研修に語学研修が組み込まれているものが多くありましたが、これはもったいないなぁ、ということです。

「今後のキャリア形成に欠かせないグローバルな視点を養わせる」

というよくわからない名目で、海外現地法人での研修プログラムに参加させたとしても、目的が語学学習メインで、実務はちょっとだけ体験では、あまり意味がないように思えます。

例えばたった1カ月くらい海外に行かせたくらいでは、英語力は向上しません。

一時的に話すことに抵抗がなくなっても、継続できなければ、英語力は落ちていきます

語学研修なら日本でも行えますし、国内で継続的に行った方が効果はあると思います。

 

海外研修で言われるグローバル人材の育成というのは、非常に定義があいまい

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グローバル(Global)とは、Global Warming(地球温暖化)などでも使われているように、まさに地球規模で行われているものに使われます。

私のイメージでグローバル人材とは、

多国籍企業で働いて、まさに世界をまたにかけ働いている

・優秀なので、国籍関係なく雇ってくれる会社にヘッドハンティングとかされる

・発想が一般的な日本人と異なる

とかこんな感じです。

あ、こう書くとあまり英語ができるかどうか関係ないみたいですね(笑)

特に重要だと思うのは、3番目の「発想が一般的な日本人と異なる人」で、英語が話せるかどうかというより、独特な発想ができて、しかも自分の話に相手を引き込める人って最強にグローバルな人材だと思います。

もちろん英語ができればなおさらOKです。

若手社員の海外研修は、世界で何が起こっているか実際に見てくるところに価値がある


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海外研修は、もちろん会社のお金ですから、会社の利益になるような研修プログラムを組む必要があると思います。

でも可能なら、社員自身のためになるような、社員がやりたいことができる海外研修になるのがいいなと思います。

遊んでしまうのが心配...ということはないですよね。

何十人、何百人の中から選んだ大切な社員で、海外研修に行かせたいと思えるほどの人材です。

海外研修では具体的に何を見てきたいのかくらいは明確にできると思います。

それを実現させてあげるのが会社の役割かな、と。

それが直接業務には関係ないものだとしても、将来驚くような発想に結びつくかもしれません。

海外で働いてみてわかった、グローバルな人材とは

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海外で働くようになって、日本人・外国人問わず非常に優秀な人に会える機会が増えました。

なんというか、私が考えもつかない発想で物事を考えイデアを実現していける人が、世界にはたくさんいるのだなと実感できました。

どうしてそんな風にアイデアが出てくるのだろうと考えてみたんですが、こういう人たちは、世界のいろいろなことに関心がある人が多いと気づきました。

他国の文化に興味をもったり、実際に行って勉強したり、若いうちにいろいろな文化に触れることで、自由な思考ができるようになるのかもしれません。

そういった人が、日本で必要なグローバル人材なのではないかと思います。

そういった自由な思考を養うために、若い社員の方がもっと海外研修に行けるようになればいいなぁ。

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